【財務計算】簿記の総合問題を得意にする方法
こんにちは、会計士龍崎です。
本日は、前回好評だったこの記事の中から、総合問題についてを語りたいと思います。
<総合問題の特徴>
総合問題は難しい!って思う人は多いと思います。これは、以下のような特徴があるからです。
- 個別論点の理解が足りてない
- どこから情報を拾えばいいかわからない
- 集計が漏れる
- 取捨選択が出来ない
ザッと上げてみたんですけれど、こんなもんですかね~。
それでは、それぞれについて問題点とその対処法を教えようと思います。
<個別論点の理解不足>
問題点:個別論点を考えて解けてないんじゃないですか?
個別論点を何回も解いたのに、総合問題だと出来なくなるケースは多いですね?
それは、解いてる個別問題を丸暗記しているだけで、どこから拾うかどうかを理解できていない場合が多いです。手を動かしているだけで頭を使って理解していない場合が多いです。
解決方法:総合問題を解いてみて、実際に知識の使い方を理解する
問題集を解くことは、テニスでいうところの素振りや壁打ちです。ソレに対して総合問題を解くことは、実際の練習試合といえます。
練習で出来ることが本番で出来ないってケースは多々有りますよね?これは本番で知識を使う練習をしていないため起こることです。
その対策としては、総合問題を解いてみることです。練習試合を重ねて使い方を学ぶことです。
総合問題を解くことは勇気と時間が必要ですが、まずは解いてみましょう。
話はそこからだ。
<どこから情報を拾えばいいかわからない>
問題点:横のつながりを理解していない。
総合問題は当然複数の論点が出ますよね。ということは、複数の論点同士の繋がりを理解しないときちんと正解を導けないということです。
解決方法:解説とテキストを使って、横のつながりを理解すること
前回のブログでもさらっと書きましたが、横のつながりを理解することはとても重要です!
そのコツとして学習ごとにテキストを確認と書きましたが、もう少し深掘りします。
<集計が漏れる>
これは情報を拾うこととほぼ同じです。ですが、集計のコツとしては自分の中でルールを定めてそれに従うことが一番だと思います
<取捨選択ができない>
問題点:論点に得手不得手があるためどこが簡単かわからない。
論点の得手不得手があると、特定の論点を見た時にアレルギーが発生して、その問題の難易度を把握することが出来ません。特に、特定の論点を切って人は発生しがちです。
解決方法:総合問題・テキストの読解によって出来ない論点をあぶりだす。
特定の論点が出来ない理由は、単純にその箇所の勉強不足が一番の原因です。でも出来ない所がわからないケースって多々ありますよね?それをあぶり出すために、複数の論点を横断的に学習する総合問題があるのです。
それを使って洗い出しをすることが、有効かと思います。
<結論>
総合問題をフル活用すれば、絶対に得意になるよ!
僕の身の回りでも総合問題が苦手な人が多かったです。その原因のほとんどが総合問題を使い倒していない・使いこなせていないことでした。
ですので、使いましょう。たくさん使って自分の糧にしましょう。
今回はここまで。ありがとうございました。