ツイッターを見て「この人落ちそう」って思う人の特徴
こんにちは
久々の更新ですみませんw
理由としてはご存知の通り、現在繁忙期であるためです・・・。12月決算は新人が入らない状況で多数の決算が進むので、1年で一番きついんですよ・・・。
ということで、今回はTwitterでちょっと話題にさせて頂いたこのツイートを紐解く形で開設していきたいと思います。
ツイッター見て受かりそうな人と落ちそうな人はすぐわかるって、誰かが言ってたけどその通りだと思うンゴ
— 会計士クソ男 (@ryuzakicpa) 2017年1月20日
@hayasugi___ 色々ありますよ
— 会計士クソ男 (@ryuzakicpa) 2017年1月20日
①勉強以外のツイート多い
②遊んでばかり
③そもそも浮上率高い
④他の資格(税理士とか)のが良さそうとぶれる
⑤視野が狭い
⑥ツイート民の発言に流される
⑦性格が素直じゃない
って所ですかね
①勉強以外のツイートが多い
これは当たり前ですよねw勉強以外に時間を割くことが多いことのアピールですし。こういうタイプは案外多いと思うので、あてはまると思った方は、反省して遊び時間を減らして勉強時間を増やしましょう。受かってから思いっきり遊べばいいんですよ。お金も時間もたくさんできます。
②遊んでばかり
これは①とほぼ同じですね
③そもそも浮上率が高い
ツイッターにいっつもいるな・・・って思う人は結構いますよね。そういう方は机に向かう時間が少ないって見られがちですねw
でも、そういう人でもすんなり受かってたりするから、コレに関しては確実なことは言えませんね。
④ほかの資格(税理士とか)のが良さそうとぶれる
これは絶対ダメ。ゴールを会計士と決めたら決してほかの資格にぶれないでください。ぶれるのは自分に妥協することだし、勉強に関する甘えにつながります。
会計士は会計に関する最強の資格なので、相応のリターンがあります!
不安になることもあるでしょうが、頑張っていきましょう!TwitterのDMなんかで何かあれば相談にも乗りますので、よろしくお願いいたします。
⑤視野が狭い
これは本気で思います。
視野が狭いという言葉に懐疑的な意味を持つ人も多いと思うのですが、私の解釈ではこう思っております
「盲目的に一つの方法に囚われてしまい、その方法の意図や、他の方法や選択選択肢について何ら考えないこと」
一つの方法に囚われる:「~さえやれば良い」って思考
他の方法や選択肢を考えない:現状に合わせて柔軟に対応ができない
試験合格者は基本的に自分がやった方法を正しいと思ってるし、その人の中では正解です。しかし、貴方にとってはベストな方法とは限りません。
そのため、自分に合う方法があるっていうのをトライしてみればいいと思います。
「方法の意図を汲んで、それをやってみて、合うか合わないかを判断する」ことが一番いいかなと思っております。
⑥ツイート民の発言に流される
自分の中で芯を持った方針を持たず、周りの言ってることに踊らされることですね。
⑤と矛盾しているかもしれませんが、情報を取り入れることと情報に流されることの違いということで理解していただければ大丈夫!
合格する人は、情報を上手く取り入れてますが、不要な情報はシャットアウトしてますからね!
⑦性格が素直じゃない
これはどの領域でもいえますね。
素直な人は飲み込みが早いです。そうじゃない人や予備校のせいにしたり環境のせいにすることが多いですね(あくまで個人的見解ですが)
以上、個人的見解にお付き合いいただきありがとうございました。
自分はこう思うんだけどなぁって思う方は、ぜひDM等で連絡いただければ幸いです。
【財務計算】簿記の総合問題を得意にする方法
こんにちは、会計士龍崎です。
本日は、前回好評だったこの記事の中から、総合問題についてを語りたいと思います。
<総合問題の特徴>
総合問題は難しい!って思う人は多いと思います。これは、以下のような特徴があるからです。
- 個別論点の理解が足りてない
- どこから情報を拾えばいいかわからない
- 集計が漏れる
- 取捨選択が出来ない
ザッと上げてみたんですけれど、こんなもんですかね~。
それでは、それぞれについて問題点とその対処法を教えようと思います。
<個別論点の理解不足>
問題点:個別論点を考えて解けてないんじゃないですか?
個別論点を何回も解いたのに、総合問題だと出来なくなるケースは多いですね?
それは、解いてる個別問題を丸暗記しているだけで、どこから拾うかどうかを理解できていない場合が多いです。手を動かしているだけで頭を使って理解していない場合が多いです。
解決方法:総合問題を解いてみて、実際に知識の使い方を理解する
問題集を解くことは、テニスでいうところの素振りや壁打ちです。ソレに対して総合問題を解くことは、実際の練習試合といえます。
練習で出来ることが本番で出来ないってケースは多々有りますよね?これは本番で知識を使う練習をしていないため起こることです。
その対策としては、総合問題を解いてみることです。練習試合を重ねて使い方を学ぶことです。
総合問題を解くことは勇気と時間が必要ですが、まずは解いてみましょう。
話はそこからだ。
<どこから情報を拾えばいいかわからない>
問題点:横のつながりを理解していない。
総合問題は当然複数の論点が出ますよね。ということは、複数の論点同士の繋がりを理解しないときちんと正解を導けないということです。
解決方法:解説とテキストを使って、横のつながりを理解すること
前回のブログでもさらっと書きましたが、横のつながりを理解することはとても重要です!
そのコツとして学習ごとにテキストを確認と書きましたが、もう少し深掘りします。
<集計が漏れる>
これは情報を拾うこととほぼ同じです。ですが、集計のコツとしては自分の中でルールを定めてそれに従うことが一番だと思います
<取捨選択ができない>
問題点:論点に得手不得手があるためどこが簡単かわからない。
論点の得手不得手があると、特定の論点を見た時にアレルギーが発生して、その問題の難易度を把握することが出来ません。特に、特定の論点を切って人は発生しがちです。
解決方法:総合問題・テキストの読解によって出来ない論点をあぶりだす。
特定の論点が出来ない理由は、単純にその箇所の勉強不足が一番の原因です。でも出来ない所がわからないケースって多々ありますよね?それをあぶり出すために、複数の論点を横断的に学習する総合問題があるのです。
それを使って洗い出しをすることが、有効かと思います。
<結論>
総合問題をフル活用すれば、絶対に得意になるよ!
僕の身の回りでも総合問題が苦手な人が多かったです。その原因のほとんどが総合問題を使い倒していない・使いこなせていないことでした。
ですので、使いましょう。たくさん使って自分の糧にしましょう。
今回はここまで。ありがとうございました。
【雑談】本日読んだ本
こんばんは
本日は雑談です。
本日こんな本を読みました。
この本はとある環境ベンチャーの紹介や成功の秘訣などについて社長が語る本ですが、他のベンチャーとは違う考え方があります。
それは、「"総合商社"の経営者のようにベンチャーを”経営”する」ということです。
よくある技術ベンチャーは、収益どころか技術開発の目処が立たずに起業をして、大風呂敷を広げて資金調達をするが結局収益を上げられずに力尽きます。
しかし、この著者の岩元氏は、「自分が総合商社の経営者ならどうするか?」と考える。つまり、会社の全体像を把握して、どこで稼いでどこを投資するかを判断することが必要と言っています。
僕も監査で上場準備企業に行ったりするのですが、こういった収益化のめどが立たない会社も中にはあります。話を聞いてると、ネットベンチャーなんかこのパターンが本当に多いです。
受験生も、自分の置かれている環境、自分の実力と稼ぎどころ、足りないところを判断する必要はありますよね?
もし興味のある方は一読してはいかが?
【息抜き】会計士受験生が疲れた時に読む本
女騎士、経理になる。 (1) 【電子限定カラー収録】 (バーズコミックス)
- 作者: 三ツ矢彰,Rootport
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2016/03/01
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管理会計との付き合い方
皆さんこんにちは、会計士龍崎です。
前回のブログをご覧いただき本当にありがとうございます!
1/2の昼間から開始したブログにもかかわらず、1/2の24時時点で100アクセスを突破しておりました!
また、その際に1人の受験生の方からDMで相談をいただきました
「管理会計についての記事を書いて欲しい!」
・・・よしわかった!おじさん頑張っちゃうぞ!
ということで、今回は管理会計論との上手な付き合い方を書かせて頂きます。
<概要>
こちらも財務会計論と同様に会計学の一環として出題されます。
しかし、こちらは財務会計論と異なり苦手にする方が多いのではないのでしょうか。
これは、行かないのような性格があるからではないでしょうか。
・計算が1箇所ミスると雪崩を起こす(ミスが致命傷に!)
・理論も正直わけわかんない!
・テキストの内容が薄くて勉強しても身に付かない気がする!
ってな感じですかねw少なくとも私はそう思っていました。
そう考えると結構曲者ですね・・・。
<得意になる人>
個人的見解ではありますが、管理会計が得意になる人は、下記特徴があると思います。
・算盤や中学受験経験者など、算数的素養がある人(筆者はこれでした)
→管理計算が得意な人にあるあるですね
・完璧主義ではなく、全体感を把握するのが得意な人
→個人的にはいい意味で大雑把な人は管理会計得意なイメージですかね。細かいところにハマる人はドツボにハマりがち。
・管理にハマりすぎない人
→正直最初の計算以外に大きく時間を割く必要はないかと思ってます。勉強量に比例して出来るようなものでもないですし、勉強しなかったからって下がり過ぎるものでもないですし。
<勉強方法>
入門期
まずは計算内容をシッカリ押さえること!これが原則です!
その際計算を解くだけではなく、理論的背景をテキストを読んで理解することが最重要!
管理会計は計算と理論が半々の出題になるため、同時に学習をすることで手間を省くことができます。
上級期
答練や総合問題を通じて引き出しを多く作ってください。
また、その際にどこが取るべきでどこが捨てるべきか、取捨選択をシッカリできるようにしてください。
また、どうしても解けないカオスな問題は、答練や模試で嫌ほど出てきます。
そういう体験をして管理会計に苦手意識を持つ人がとても多いです!
だから、いい意味で開き直って「俺ができない問題は誰もできねーよwww」
って開き直れるようになってください。
それさえ出来れば管理会計は大丈夫。
テキストに出てるところ以外は誰もできません。
管理会計得意な人は、勉強しなければいいのさって言ってました。
そうです。ある程度守れるようになったら深入りしなくていいんです。
だからどこの予備校でも基本を固めてやり過ごせればOK!!
個人的な考えですがに計算科目でも下記特徴はあるかと思います
財務と租税→やればやるほど出来る
管理→一定ライン守れればそれでいい。やり込み過ぎても出来るとは限らない
試験に受かるならこの程度の考えでいいんですよ。気楽に行きましょう。
本日はここまで。ここまでお読みくださりありがとうございました。
財務会計論計算(簿記)が本当にできるようになるまで
こんにちは
会計士龍崎と申します。
前回は租税法について熱く書いてしまったので、
今回は財務会計論計算について書いてみようかと思います。
後日書いた記事がこれ。併せて参考にしてもらえれば嬉しい
ここから本題
<特徴>
この科目は会計士試験において最重要と言っても過言ではありません。
①短答式試験 500点
・財務会計論200点
・管理会計論100点
・企業法100点
・監査論100点
②論文式試験 700点
・監査論100点
・企業法100点
・租税法100点
・選択科目100点
比重が他の科目より圧倒的に高いです。
また、受験スタートしてから1年はがっつり財務計算ばかりやるかと思います。
これは
①計算は一度身につけるのに時間がかかるが、一度習得すれば忘れないづらい!
②上記特徴から、一度遅れを取ってしまうとカバーが効きづらいこと。
ですので、入門期で計算はを徹底的に極めてください!
具体的には
・基本問題を何も見ないでも一瞬で解法が浮かぶくらいまで繰り返す
・与えられた総合問題を全て8割以上余裕で取れるようにする。
・短答の計算問題が普通に出来るようにする。
これらを入門期が終わるまで完璧に仕上げてください!
<具体的な学習法>
じゃあどうするんですか!って突っ込みが入るかと思うので、ちゃんと解説を。
私は受験生時代財務計算がメチャクチャ得意だったので、その体験談も踏まえながら書いていきます。
【入門期】
①授業は欠かさず決めた日に受けます
②次の授業までに例題とトレーニングをこなす
③ある程度出来たら総合問題をこなす
④最後の確認テストまでに、トレーニング・総合問題を3回こなす
なお、問題を解く際のコツはこの通りです(こっちのが重要!)
・トレーニングを解く際は、論点を確認するため→定着を確認するため→メンテナンスのため というった感じで一回一回目的をもって実施する。
・総合問題は1回目ではボロボロかと思うのですが、そこで何故ミスしたのかを徹底的に把握する(論点の理解不足・集計ミス・ケアレスミス・忘れ・引っ掛け)
・勉強している論点がどの論点とつながっているかを確認する。
その結果、トレーニングと総合問題を5回転できれば、計算では合格ライン行くでしょう
(5回はあくまで上記目的を持って学習した結果!思考停止では何回転しても意味はない!勉強しない方がマシ)
ここまでやれば、計算はある程度までいくと思います
【上級期】
アクセス答練やステップ答練など、アウトプットの機会が増えるでしょう。
そんな中で引っ掛けや現場対応力を学んでいきます。
ここでは応用力が問われるので、一回一回大切に頭使って解きましょう。
正直入門期での遅れがあると、入門期必要な学習も重ねなければいけなくなるので、入門のうちにできることはやるべきかと思います
<深い理解を得る方法>
数はこなしているけど出来るようにならない!っていう方は多いのでは?
そんな方に質問です。
「貴方は自分の予備校で学んだ計算の論点を全て口頭で説明できますか?」
おそらくほとんどの方が出来ないかと思います。
では質問を変えましょう
「○○が出てくる論点を全て説明できますか?」(○○の中には勘定科目が入りますex支払利息、持分変動損益)
こちらも難しいかと思います。
これが出来ない理由は、横の繋がりを理解していないからです!
では、それを理解する方法は何でしょう!
それは、総合問題やトレーニングを解いた際・関連する論点をザッとテキストで確認することです。
えっ、それだけ?って思うでしょ?それが効果あるんですよ。
当たり前のようなことをやってない人が少ないだけで。
勿論一朝一夕では出来ないですよ?ですが、それを繰り返したら、上記質問に答えられるようになると思いますよ!
といった形ですかね。
色々書いて来ましたが。一言でまとめると
頭使って回数こなせ!ということです!
それでは、今回は長くなりましたが、参考にしていただけると嬉しいです。
ありがとうございました。
租税法との付き合い方
こんにちは。会計士龍崎です。
12月短答も終わって論文式試験対策の時期が始まりましたね。
そんな中、受験生を一番惑わす科目が租税法でしょう。
ということで、今回は租税法との付き合い方について記載していこうと思います。
<租税法の概要>
租税法は論文式試験のみに出題される科目で、
①法人税②所得税③消費税
といった構成になっております。
出題形式としましては
問題1:理論(論述)
問題2:計算(法人税・所得税・消費税の順番)がテンプレですかね。
<受験生のレベル>
圧倒的に低いです!
試験範囲が広くて論文のみの科目になることから、正しく努力さえすれば安定して科目合格を取ることができます。
筆者も全国模試・本番ともに偏差値60を切ったことがありません。
また、論文のみの科目であることから、短答に特化したい人は5月から無理やり詰め込んでやり過ごすといった方法も取ることができます。
<学習法>
①計算
まずはシッカリ法人税と消費税の計算をやりましょう!
優先順位としては、「法人税>>消費税>>>所得税」ってイメージですね。
法人税の計算が出来るようになるコツは、優先順位の高い箇所からテキストの例題をきちんとこなすこと!
租税法は基本的な計算が出るのみで、財務会計のような引っ掛けは出ません!ですので、まずは基本から押さえることが優先です。
消費税も同様に、例題から最優先で押さえれば大丈夫かと。
ただ、法人税とは異なり点数が取れるまでやや時間がかかると思うので、それまではもどかしいかと思います。気合い入れてください。
所得税は、正直優先度は下がりますね。
基本的な計算ロジックを掴めばある程度はなんとかなると思います。
(ちなみに筆者は所得税の計算本番0点でしたw)
ある程度例題をこなしたら、答練にてアウトプットの練習ですね!
これも簿記と同様に何回も繰り返し問題を解けばいいかと思います。
②理論
まずは計算をシッカリ覚えましょう。
なぜなら、租税法の理論は計算内容を文章で説明すればある程度は上手くいくからです。
計算がシッカリ出来るようになったら、次は法規集の出番です。
学習用と答練用の2冊用意することを強くお勧めします。
オススメ法規集の使い方は以下の通り。
①計算テキストを読みながら、関連する条文を読み、学習用法規集線を引きます。
②答練ではマーカーの引いてない答練用法規集を持ち込み答案作成に使います
③答練で出た理論の条文は学習用法規集に線を引きます。
こうすることで、大外しはしなくなるかとおもいます!
<付き合い方>
5月短答受ける人でも、12月〜3月まではシッカリ租税法の勉強をやってください!
この時期にシッカリやれば、5月担当後でも租税法にアドバンテージが取れます。
短答直前は全く租税の勉強をやらなくてもいいですが、短答直前期まではシッカリ勉強することを勧めます。
どうしても短答に特化したい人は、せめて法人税の最優先論点のみをやってください。
そうすれば、周りに遅れを取ることは無いかと。
<最後に>
ザッと書き下ろしましたが、要約すると
①やれば絶対に科目合格が安定する
②法人税をシッカリやれば安定する!
③12月から3月にシッカリ足場を固めましょう
ってことになりますね。
重要論点は具体的な学習法は講師の方に質問いただければ幸いです!
長くなってしまいましたが、今回はこの辺りで。
ありがとうございました。